内容の希薄なブログ
自分のまわりの出来事や思いついたことを,まばらな更新頻度で記して行きます。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
無礼な編集者のお話:出版業界の習慣?専門分野の習慣?
 先日,職場にかかってきた電話に出ると,とある専門分野の雑誌(業界誌)への執筆依頼でした。電話の主は,その雑誌の編集者。彼の話によると,その雑誌の特集号で,内容を取りまとめる偉い人(某大学の教授の名前を出してましたね)が,僕がとある業界の会合で発表した内容が特集号に合致するってんで,ご指名下さったんだそうな。

 就職以来,ひとつの専門分野で長らく活動してるとこんなこともあるんだなぁ,とか,わざわざ大学の先生がご指名下さるのはありがたいと思わなきゃなぁ,なんて感じたのですが,その電話の主たる編集者の態度がすっごく無礼だったんですよね。
 ご指名は名誉なんだけど,自分がご指名を受ける理由になった発表ってのが,「こーいうことをやろうとしたけど現実は厳しかったですよ~」という内容。要するに,上手くいかなかった報告。なので,雑誌の特集号に載せるべき内容じゃない。

 そしてそれ以前に,雑誌の名前を知らなかったので,怪しい勧誘かもしれないと警戒しました。そして,最もアタマに来たのが話口調。一応,ですます調ではあるものの,「大学の偉い先生からのご指名なんだから,とにかく原稿書いてよこせよ」みたいな感じの横柄な話し口調。

 こっちが「いいデータの話ができないので,雑誌に載せて頂くような内容は提供できないんです」と下手に出たんですが,それでも「いえ,○○先生が是非にと仰ってますので」と,話は平行線。書いて当然だ,って態度が受話器越しにひしひしと伝わって来ました。

 それでも固辞すると,「とにかく一度,ご案内を送らせて頂けませんか」と,とにかくしつこい。それで,資料をE-mailで送りたいとアドレスを聞かれたので,あんまり個人情報を出したくないなぁ,と思って「私,不勉強でして,そちらの雑誌をよく存じ上げませんので・・・」と,やんわりと”お前が何者かわからんから教えたくない”という意図を伝えると,「え?どういうことですか?ウチの雑誌には御社の別部門の方もこれまでに寄稿してますよ!」という感じでさらに声が高くなる。

 ・・・そんなやりとりをしつつ,雑誌の名前を自分のPCで検索してみると,たしかに怪しい雑誌ではないし,ウチの会社も過去に寄稿してました。なので,仕方なくですが自分のメアドを編集者に教えました。

-----

 その後,E-mailは送られてくることなく,とりあえずは寄稿する必要はなくなって一安心なんですが,とにかく,編集者の馴れ馴れしいかつ上から目線の口調には腹が立ちましたね。

 実は,同様の執筆依頼はこれまでに,電話やメールで何度か受けてます。そのたびに,同じような印象を持ちました。今までに会話した雑誌の編集者って,一様に「早口」「寄稿に難色を示すとさらにテンションが上がる」「寄稿を拒む理由を問い詰める口調になる」「とにかく検討してくれ,と捨て台詞的な言葉を吐いて電話を切るまたはメールの結びの文に書く」という感じでした。ホント,自分がどれだけ偉いと思ってんだ!と言いたくなるような態度。

 こーいう態度って,出版業界ゆえなんじゃないかな,と思ったりして。つまり,世に出る雑誌に原稿を書けるなんてありがたいと思いなさいよ,というような上から目線なんだろう,というのが編集者の概念なんではないかな。

 それとも,僕のいる業界に関連する出版社だけのことなのかなぁ。もしそうだとしたら,僕らの業界は国際誌に出してナンボの世界,国内の雑誌は余禄みたいなもんなんだから,あんまり偉そうな態度に出るべきじゃないと思うんですがねぇ。

 とにかく,無礼な執筆依頼には絶対に応えないぞ,と決意を新たにしました(w

-----
 ・・・で,今になって気付いたんですが,今回の執筆依頼をしてきた編集者,僕のメアドは知らなかったくせに,電話は僕のデスク直通でかかってきた・・・どうやって知ったんだろう。やっぱ,得体のしれない胡散臭さを感じますな。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
お疲れ様でしたそれは…。
身内に出版業界の人間(実姉)がいるし、過去に雑誌などでイラストを描くお仕事をさせて頂いていたし、現在の私の仕事はそれはそれで一応メディア露出もありますので、確かに横柄な編集者の方っていらっしゃるんですよね(一部であると信じたいのですが…)。実感する事はたまにあります。
私自身は寄稿などは勿論しない立場ですが、取材を受けると
「あー多分こういう事をここで言ってくれ、ってことなんだなあ」
みたいな状態を(取材を受けている中の流れで)感じる事はあります。
媒体にもよるのですが、たまにそういうのでカチンと来る事もありますよね…。

逆にもう「雑誌的にオイシイ要素」が分かってしまっているので、取材を受ける時とかは、当該作品を含む過去作品の台本数冊や資料を入れたファイルとか現場で使ってる自分の仕事道具(地下足袋とか手袋、ストップウォッチやメガネ他)とか、あまり表に出ない(けど使ってもいい要素)モノを用意して「まーこれでも撮ってって下さい。つーか余計な事を聞いて空気悪くなるよりは絵的にもオイシイっしょ?」みたいな感じでお茶を濁す事もあります(苦笑)。

多分その編集者の方、どこぞかで貴名刺を入手して連絡してきたんでしょうねえ。あるいは名刺をコピーかFAXしてもらった関係でメアドが読めない状態とかそういう感じなのではと(あくまで一例ですがw)。
メールアドレスについては、企業によっては必ずしも個人宛のメアドを表記してない所もありますので、編集者の方もそういう聞き方になったのかもしれませんね。

専門誌の場合は、特に最近は誌面が埋まり切らない場合も少なくないんだそうで…。
(だからって、横柄な編集者が許されるという訳ではないですが)

ともあれ、お疲れ様でした。
2011/06/10(金) 01:11:23 | URL | 混ぜるshaker。 #/xy2Qyi.[ 編集]
出版業界全般でしょうなぁ
自分はゲーム業界の時に味わいましたが、人や程度の差こそあれ出版業界の習慣と言って良いでしょうね。
あれだけ持ち上げて(態度悪いながらも)頼み込んでおきながら、やっぱり結局はボツにする・・・なんてことはザラでした。話の流れから察するに、Toriさんのケースもソレになっていた可能性が高いかと。

TVの取材なんかでも「あれだけ喋らせて使ったのはコレだけかい!」って話をよく聞きますが、要はとにかく素材を乱獲して都合の良い部分だけ使うという使い捨て的な思考でいるので、その分取材対象や執筆者に対する敬意もなく、扱いもぞんざいになるんだろうなぁって思います。(だもんで「いえ,○○先生が是非にと仰ってますので」なんてのも十中八九言ってないんじゃないかと^^;)

あるいは、出版社に好意で提供した資料とかサンプルを返却してこないなんてのも当たり前のようにあります。ひどい時は無くしたり壊したりなんてこともあったりして、習慣というより既に常識が違うんだなぁって思いましたね。
2011/06/10(金) 02:17:32 | URL | ぽっこ #IUMqe7pY[ 編集]
雑誌からは未だに連絡なし
#というわけで,エントリ書いてからかなりの時間がたってしまい,遅レスすみませんです。

>shaker。さん
そちらの業界の関係誌でも横柄な編集さんはいますか・・・。「取材」となると,さらにややこしそうですねぇ。僕が今回遭遇したケースはデータありきの内容につき,読者の興味を煽るような語りの部分が求められるわけでなく,shaker。さんが経験されてきたようなケースはまずないですが,な~んとなく,胡散臭い編集者ってそうなんだろうなぁ,と創造できるエピソードですね。連絡先入手に関する一考察(笑),参考になりました。ネットで入手できる僕の個人情報って,電話番号が出てくることってまず無いんですよね。中途半端な情報が流れてる,ってあきらめるしかなさそうですなぁ。。。

>ぽっこ師匠
先のshaker。さんのコメントと併せると,やはり出版業界(というか編集者業界)の習慣っぽいですねぇ。今回のような理系専門誌では,書いた内容を勝手に改編されることは無いのですが(最終稿チェックは必ずある),ゲームみたく娯楽が関わるような内容の雑誌だと,改変も半端じゃないでしょうね。まぁ,大新聞なんかでもその種の胡散臭さは感じるので,致し方ないのかもしれません。
2011/06/26(日) 21:05:28 | URL | Tori@管理人 #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://naibee.blog105.fc2.com/tb.php/120-3d427821
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。