内容の希薄なブログ
自分のまわりの出来事や思いついたことを,まばらな更新頻度で記して行きます。
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未来の大科学者?
 ずいぶんと前のことになりますが,5月11~12日に京都で開催された“国際シンポジウム「iPS細胞研究が切り拓く未来」”に行ってきました。どんな内容か,ってのはこちらに(http://www.jst.go.jp/pr/jst-news/2008/2008-06/page05.html)。発表された内容は非常に勉強になりました,ってことで,このブログではそれ以外のことを。

 駅から会場まで,後輩と一緒に歩いていたら,小学校中学年&低学年の兄弟と思しき男の子たちのお兄ちゃんの方に話しかけられました。

男の子「おっちゃんら,どこに行くん?」
Tori「これからな,そこの国際会議場でごっつい偉い先生がお話しはるから,それを聞きに行くねん」

すると,ちょっとびっくりしたことに,

男の子「そうなん?僕らもなぁ,国際会議聞きに行くねんで」

ありゃま,と思っていたら,彼は続けて

男の子「おっちゃんら,どこの大学のひと?」
後輩「僕らは大学のひとじゃなくて,○○会社で研究やってるんだよ」
男の子「大学ちゃうんかぁ。僕のお母さんはな,大学で研究やってんねんで」

 ふと前を見ると,僕と同年代くらいの女性が「すみません,この子たち人見知りしないんで」と申し訳なさそうに言ってこられたんで,「いいえ,気にしないで下さい。元気なご兄弟ですねー」と返しました。そんな恥ずかしげなお母さんにお構いなしに,なおも男の子は話し続けました。

男の子「おっちゃんら,質問とかするの?」
Tori「たぶん,ごっつい難しいお話やろうし,英語やからなかなか質問はでけへんと思うけどなぁ」
後輩「せっかくだから,君たちが質問してみれば?」

 後輩のちょっとからかった一言に,彼は真顔で

男の子「うん,僕,外人さんにも質問したことあるで」

 と言うではありませんか!お母さんはその子に「頼むから質問とかせんといて」と言い聞かせようとしましたが,またもお構いなし。前方を歩いていた外人さんに
「うぇあーどぅーゆーふろむ?あいむふろむじゃぱん!」(あえて平仮名で書いたのは,発音がnativeではなかったからです)
などと話しかけてました。

 会場に入ってからも偶然,近くの席に座ることになったので,またも話しかけられました。その時,彼はノートを持ってきて「見せたろか?」と言うので見せてもらったら,解剖学の教科書から写し書きしたらしい臓器や組織の構造の詳細図がいっぱい書いてあったので,さらにびっくり。単に母親について回っているだけじゃなくて,この学問分野を自分のものにしようとしている!!!その後,講演中に彼のほうを見てみると,ちゃんとスクリーンを見ながら,熱心にノートに何かを書き込んでいました。

 外人さんにすら物怖じせずに話しかける積極性,難しい内容の研究分野を自分なりに興味を持って楽しもうという姿勢。こういった,研究者としての基本的な資質を,この無邪気な男の子に教えられた気分になりました。そして思ったのは,彼がこのまま順調に成長すれば,ひょっとしたら偉大な科学者になるのかな,ということ。

 そう思うと,彼の名前を聞いておけばよかったんですが,聞かなかったことがちょっと心残りです(笑)。期待してますよ,未来の大科学者さん!
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