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内容の希薄なブログ
自分のまわりの出来事や思いついたことを,まばらな更新頻度で記して行きます。
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二度目の米国出張(後編):憧れのFクラス
 前編の続きです。
○4日目
 目覚ましの15分前(AM3:15)にふくらはぎが攣った激痛で目覚めました。やっぱ疲れてんのかな・・・おかげで2時間チョイの睡眠だけど目はバッチリ覚めたので,資料作成開始。結局,完成したのは5時半くらい。資料はできたけど話す原稿までは時間が足りず,ここはぶっつけ本番。

 事業所の方では僕ともう一人が講演したんですが,ご丁寧に100人近くの人が来ました。お前らヒマなんか?こんな日本人の怪しい英語聞いてもしょーがねーよ,なんて,興味を持って聞きに来てくれたことに対する冒涜ともいえることを思いつつ(汗),全く緊張感ナシに講演を終了。あとで駐在員の元上司に「お前はもっと緊張しろよ」と苦言を頂いてしまいました(w。なんかねぇ,最近,どんどんこういうことに感受性が鈍ってます。

 講演会は午前で終了したので,午後一番はボーっとしていたのですが,時差ボケ+睡眠不足による激しい睡魔が襲来。なんとかやり過ごし,こちらの米国人スタッフとの打ち合わせ。これまでメールと電話会議でしかやり取りしてなかった相手でしたが,直に会って話してみれば予想以上に盛り上がり,1時間半もお喋り。まぁ,英語の内容はかなり分からんことが多かったけど,フィーリングでは理解した(w。

 夕方からは,駐在員や米国人関係者も交えてお食事会・・・だったんですが,昼下がりの睡魔が襲ってきて,お酒も進まないわ,食欲よりも睡眠欲で眠気との戦いでクラクラしてしまうわ・・・で,非常に辛かったです。せっかくの機会に眠そうにばかりしていて,こちらの上役さんに申し訳なかったなぁ。。。

 ホテルに戻り,荷物のパッキングをあらかた終え,そういえばホテルの外観をあまり見てなかったなぁ,と思い,玄関に出て少し離れたところでホテルを見上げていたら,身なりの良い黒人の若い男性に愛想よく話しかけられました。なんでも,車が故障したのでどーのこーの,6歳の息子があーだこーだ,と言ってる。さらによくよく聞いてみると,息子を連れて帰らなきゃならん,車は壊れてるから置いていってタクシーに乗る,だけど現金をあまり持ってなくて,タクシーに乗るにはお金が15~20$くらい足りない,っていうことらしい。そんで,携帯の番号を教えるからどうのこうのって言ってる。つまり,金を貸してくれ,身分証明の代わりに携帯の番号をってことか。要するに寸借詐欺の類だな,と思ったので,残念ながら手助けできないよ,と言って断りました。ボストン市内のタクシーなら現金だけじゃなくカードで支払いできますしね。彼は苦笑いを浮かべながら僕の肩を軽く叩き,去っていきました。もし本当に困っていたのならゴメンよ。だけど,日本人旅行者の僕じゃどのみちお金の回収とかしんどいよな,お金をあげるつもりなら別だけど。。。

○5日目~帰国
 この日はワシントンDCのダレス空港(IAD)乗り継ぎで帰国。フライトの時間的に,ホテルを5時半には出ました。ね,眠い・・・

 出国手続きもスムースに終わり,IAD行きに搭乗。機材は初めてのエンブラエル175(E175)です。日本にはFDAが一機あるだけですねE170にしてもFDAに2機,J-AIRには多分3機だけです。レジ番はN656RW。カラーリングはユナイテッド航空ですが,実際にはシャトルアメリカの運航便です。機内は雑誌などで見ていたとおり,リージョナルジェットとしては特に頭上が非常に広々としていました。
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 IADにつき,ANAのゲートのあるBターミナルでお土産を物色しつつブラブラしていると・・・僕の名前が呼ばれてるよ(w。なんでも,ANAのカウンターに来てくれってことらしい。あわてて行ってみると,パスポートを確認して発券(出発地の空港ではUA発券のチケットは貰ってたんですが)するとのこと。

 発券を済ませ,再びお土産を物色。結局,嫁者とおかんにブランド物のスカーフ(交渉の末,値引かせた・・・でも帰国してからネットでブランド名調べたらフランス製だと知った罠),嫁父上&母上にはスミソニアン博物館グッズ(自分が行っていないけど,ワシントンの名所ってことで)を買い,ラウンジに向かいます。

 IADにはANA自前のラウンジがあります(以前の米国出張で行ったシカゴ・オヘア空港ではANAラウンジがないのでUAのラウンジに行きましたが)。で,カウンターに向かって右側の部屋に案内されました。その部屋というのは・・・ファーストクラスラウンジです。帰路は一人ってことで,コツコツ貯めたマイレージを一気に開放してアップグレードかけてたんですよね♪人生初のファーストクラスです!

 ファーストクラスラウンジは,まさに機材のド真ん前。以前の米国出張で好きになったSamuel Adamsを頂きながら,のんびりした時間を過ごします。
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 そうこうしているうちに搭乗の時間に。ラウンジから直接ボーディングブリッジにつながるゲートがあります。なんか選ばれた人間になった錯覚に陥りますよね(汗)。そしていよいよ,ファーストクラスに・・・

 あぁ,ファーストクラス。憧れの地。決して私費では行くことのできない場所・・・もうね,完全に舞い上がってしまいました。どうしても顔のニヤニヤが止まらなくて,CAさんにも「顔がにやけているけどFクラス初めてで舞い上がってるんで勘弁して下さいね」と正直に告白(w
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 機材はJA781AのB777-300ER。ファーストクラスは8席用意されているのですが・・・この日は僕以外のお客さんが一人。CAさん曰く,こんなに少ないのは珍しいですよー,とのこと。ちなみに,Fクラスには専属のCAさんが2人ついてくれます。事実上,マンツーマンのサービスですね。でも,もう一人のお客さんのほうは乗りなれている人らしく,CAさんのサービスをゆったりと受けていらした感じ。対して,僕はCクラス以上に細やかなFクラスのサービスに恐縮しっぱなし。庶民とエクゼクティヴの差ですな(汗)

 さてそのFクラスシート,詳細はANAのページで確認して頂くのが早いんですが,とにかく広く,ゆったり。New Style CLUB ANAでもシートはフラットになるけど,床に対しては多少の傾斜があります。でも,Fクラスは本当の意味でのフラット。横幅もあるので,とてもゆったり。
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 んで,Fクラスは機内でパジャマに着替えられます。これはありがたい!お手洗い(Fクラス用は広いですね)で着替えて来ていたものをCAさんに渡すと,ちゃんと吊っておいてくれます。下の写真は着替えてからのリラックスの図。って,とてもわかりにくいですが,パジャマになって足を投げ出しているの図,です。
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 まぁ,眠るのはさておき,食事です。Cクラスでもかなり高級ですが,Fクラスではさらに高級。Cクラスと違い,好きな時にメインのお食事を頂けます。なので,僕はワインを複数(赤白とも4種ずつ用意してあった)頂き,2時間くらいしてから食事をオーダー。お客が少ないせいか,それともFクラスだからなのか,前菜を複数オーダーしてOKと言われ,2つも頂いてしまいました。
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 そしてサラダ,メインディッシュ(日本人好みのおいしい洋食を,ってんで洋食を選択)。Cクラスでも十分に美味しいんですが,Fクラスはまたレベルが違う感じです。
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 美味しい食事,お酒ですっかりご機嫌になり,眠気が襲ってきました。シートをフラットにしたら,CAさんが「別の席でお休みになっても大丈夫ですよ」と声をかけてきました。つまり,普通に座る席と就寝専用席って贅沢な使い方。でも僕はあえて自分の予約席を使いました。そのほうが,シートの変化をより楽しめると思ったからなんですよね。ちなみに,CAさんが寝る前にシートにマットを敷くなどベッドメーキングしてくれます。そして就寝・・・

・・・
・・・

 気がつくと,7時間近く眠ってました。さすがにこれだけゆったりしたシートだと良く眠れるなぁ。CAさんいわく「よくお休みになってらしたので,声をいつおかけしようかと思ってたんですよ」とのこと。

 そして目覚めとともに軽い空腹感を覚え,軽食をオーダー・・・って,軽食と言うより定食っぽいマグロ山かけ丼セット。このあと,乱気流で機体が揺れて,味噌汁がどんどんこぼれていったんですが(w
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 さらに,もう少しお酒を頂こうってんで,日本酒とおつまみ(ゴリの甘露煮と牡蠣の燻製)を追加で・・・
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 着陸が近づき,シートをもとに戻した時,本当にさびしかったです。もう少し長くこの時間を楽しんでいたかったなぁ,と思いましたね。

 余談ですが,僕が機内の写真を頻繁に撮るのを見たCAさんから,僕を含めた形で色々と記念写真を撮りますか?と気遣ってもらいました。一枚だけ,シートに座っている写真を撮ってもらいましたが,あとは自分で。というのも,飛行機をお好きでない嫁者(たぶん,この先一生,飛行機に乗らないでしょうから)に,雰囲気だけでも写真で見せてやりたいから自分で撮りたいんだ,とCAさんの申し出を断ったんですよね。

 すると,着陸体制入り少し前にCAさんから「お土産です」と,袋を手渡されました。中身は,Fクラスの女性用アメニティ(バッグつき)。あとはレターセットとか機内食のメニューとかあれこれ。聞くと「奥様が飛行機をお好きでないと伺ったので,せめて少しでも雰囲気を味わっていただければ思って」とのこと。うわー,ここまでやるのがFクラスのサービスか。感動しました。

 名残惜しさを感じつつも,着陸しました。個人情報になるので名前は出せませんが,担当CAさん,ありがとう。僕みたいなマイレージアップグレードの客にも心づくしのサービスを頂き,14時間強のフライトを楽しめました。
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 ファーストクラスに初めて搭乗し,そのサービスの意味が何となくですがわかりました。プライバシーが最大限で確保されている空間(=セキュリティ),ゆっくり眠れる環境,自由気ままな食事・・・これらの条件って,僕みたいな平社員じゃなく,会社の中枢にいるような経営層で飛行機の中でも仕事せにゃならんけど休息は必要,というエグゼクティヴに求められるものですよね。本当に時間の無駄遣いが許されない立場の人のための移動手段。自分はそこへ迷い込んだ闖入者ってとこです。

 そんなこんなで,期間は短いけど色々と経験できたハードな出張は終わりました・・・って,実働2日間ですけど,英語がロクにしゃべれない僕なので,1日の業務で1週間くらいの疲労感があるんですってば(w。 
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コメント
この記事へのコメント
この間、東京でお会いしたときにお話ししていたアメリカ出張の話、前後編と楽しく読まさせていただきました…(^^)

はじめてのファーストクラス、「はじファー」でしょうか…(瀑)
やっばり憧れますよね。ファーストクラスは。ANAのページで見ましたが、ほんと選ばれたものって感じです。そして食事もまさに豪華というか、すべてが快適な空の旅、シティホテルの一室が空飛んでいるって感じなのかな。14時間のフライトも全く苦にならない、そんな感じなのでしょうね。

私もいつかはって感じなのですが、当分というより一生縁がないかもって思って今いますがこういう物って話を聞く、読むだけででも楽しくなるものです。ありがとうございます。
2010/03/22(月) 20:28:31 | URL | ふじおか #Mx09nRN2[ 編集]
そっ,その略し方は(w
>ふじおかさん
まぁ,略し方についてはこれ以上突っ込みなしってことで(w。いやはや,Fクラスは夢空間でした。シティホテル大好きなふじおかさんなら,サービスの面でも色々と考察できるでしょうから,すごく楽しい旅になると思います。ただ,Fクラスはホントに高価ですからね・・・僕も,社用でCクラスに乗れること自体が恵まれていて,さらに運よくマイルもあった,というダブルの幸運の賜物ですから(汗)。そんな僕がはしゃいで書いたレポでも,楽しんで頂けたなら幸いです(^^)
2010/03/22(月) 23:14:04 | URL | Tori@管理人 #-[ 編集]
ファーストクラス。いいですね。記者発表とかで座席だけは見たりできるし、成田~伊丹線のプレミアムクラスでシート搭乗体験だけはできるんですが(^^;

さすがにサービスは違いますね。ウェルカムドリンクは何を頼みましたか?

なお、記念写真ですが、どのクラスでも手隙の時なら、リクエストすれば撮ってくれます。あと、ギブアウェイについては人数の関係でCAさんと濃密な関係が築きやすい状況と、Toriさんの態度が紳士的だったから……というのもあるでしょう。

あるCAさんに聞けば、いくらファーストクラスの常連でも、横柄な態度でCAをアゴでこきつかう客もいて、「冗談じゃない!」ってこともあるそうですから。

「上質なサービスを受けるには、まず上質な客でなければならない」というのが咲村のモットーですが、実際に貧乏人でも、ちゃんとした態度を取っていれば、それなりのサービスを受けるもんだなぁ……というのが今までの経験ですね。

おそらく、最初に正直な告白があったからこそ、CAさんも親しみがもてて親身になってくれたのもあるでしょう。Toriさんの人間性が、サービスのプラスアルファを引き出したんだと思います。

でもA380のFは、スイートルームでベッドルームが別にあるんだよなぁ……。見るだけでもいいから、覗いてみたいものです(^^;
2010/03/23(火) 00:22:30 | URL | 咲村珠樹 #3K7Vi2Lo[ 編集]
お疲れ様でした。
ファーストクラス、さすがですな~。
出張にゃ、それくらいの楽しみがないとねぇ^^;

面白い・・・と言っては何ですが、詐欺(かも?)もなかなかの体験でしたね。
私の友人もNYで取り込み詐欺らしきものに出会ったそうで、ヤヴァいと思って機関銃のように日本語をまくし立てて去ったのだとか。(喋った内容は落語の「寿限無」だそうで^^;)
2010/03/23(火) 00:59:56 | URL | ぽっこ #IUMqe7pY[ 編集]
絶叫しない系ならば…
良いですなあ、ファーストクラス。
おそらくワタクシは仕事で調べる目的以外では多分利用の機会は一生ないもんだと思っておりますですw

ちなみに、私が乗った「飛行機のすごい席」ですが
結構前の話なので今は改善されているはずだと思いますが…
…多分どこだかからウクライナ国内某地への乗り換え便で、椅子が「木製のパタンパタン」としか言い様のない奴(多分どこかのお下がりの機体に、椅子を付け替えたとかそんなだと思います…)
んーと、「遠足のバスの補助席みたいなああいうのが普通の座席だった」という飛行機でしょうかね。

…当然、空港も地面ガッタガタで、着陸する時、ベルトつけるのは自主的に、って感じで(多分一応なんかロシア語だか東欧系の言葉で言われたみたいなんだけれど…)
着陸する時の衝撃で、斜め後ろの人のカバンが右肩に命中したとか

ある意味「世界一すごい飛行機」に乗ったと思いました。
「絶叫なしの絶叫マシン系飛行機」と言うか。

残念ながらその後ウズベキなどに行った際は普通にエコノミーでエコノミーな席でございましたw

事務所には「今度映画祭とか海外撮影の時はエコノミーで私を行かせるとエコノミー症候群になっちゃうぞーだからいい席にしろー」
と脅しているんですが、マネージャー陣の方が海外慣れしてるんで
「機内でたまにトイレのふりして立ち歩くなり(回数考えないと不審者扱いされるけど)座席で軽めにストレッチなりすればヨロシ」
の一言なんですよねえ…orz

たまには「安全な海外」へ行きたいものです(苦笑)。
そろそろ年なので身体を張ってネタやるのは姉さん疲れました。
あんまり無理するとパトラッシュが天使と一緒に来ちゃうからwww

どう交渉すれば、事務所から「いい飛行機の席」ゲットできるですかね?
(いや、自分でやんなさいな>自分)
2010/03/23(火) 18:44:29 | URL | 混ぜるshaker。 #/xy2Qyi.[ 編集]
今回も遅レスですみませんm(_ _)m
>咲村さん
ウェルカムドリンクはシャンパンでした。やっぱり特別な気分を盛り上げるには,普段から飲まないものが良いかな,なんて。「上質なサービスを・・・」とのこと,僕も完全に同意ですね。サービスされる側としては,サービスする人のプロフェッショナリズムに敬意を表するのが理想で,今回の担当CAさんは,まさに敬意に値する方でしたね。そんなプロに,舞い上がってはいるからこそ心づくしのサービスをする価値はある,と僕が思われていたのなら,幸いなんですけどね(^^;;。A380のファースト,SQもすごいけど,EKのほうも興味ありますよね~。いずれにしても,人生で一度もご縁のなさそうな航路ではありますが(涙)

>ぽっこさん
詐欺未遂?ですが,たしかに日本語をまくしたてて逃げたかったんですが,相手の身なりが良く,ついついまじめな用事だと思って耳を傾けたのが良くなかったです。人を見た眼で判断しちゃイカンですねぇ(汗)。

>shaker。さん
東欧のエアラインはスゴイってのは耳にしますねぇ。機材が特にボロが多いとか。まぁ,日本ほど機体がマメに整備されていて,パイロットの訓練が厳格な国もないんだそうですが,実際に僕は海外でもそんなに怖い目に遭ったことないので,shakerさんの経験されたことはまさに想像の世界です。たぶん,おしっこ漏らすなぁ(w。んで,いい席ゲット!については・・・使う航空会社(というかアライアンス)をなるべく統一してマイレージを貯め,あとは海外出張時にアップグレード可能なチケットを泣き落としでなんとかする,そしてマイレージでアップグレード⇒ビジネスクラス,ゲト!という感じくらいしか思いつかず・・・
2010/04/04(日) 22:05:56 | URL | Tori@管理人 #-[ 編集]
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